近年、AI技術の進化により、設計・シミュレーション業務の効率化が急速に進んでいます。しかし、多くのエンジニアは「AIを活用するには専門知識が必要」「実装が難しい」と感じており、CAE分野でのAI導入は限定的でした。テラバイトのAIソリューションは、誰でも簡単に使えるAI機能を搭載し、CAE業務を大幅に効率化。形状認識、シミュレーション結果の予測、設計探索、ROM(サロゲートモデル)の活用といった分野で、AIの力を活用することができます。
CAE業務にAIを取り入れることで、設計の自由度を高め、より迅速かつ高精度なシミュレーションが可能になります。
Altair HyperWorks に搭載されたAI機能のshapeAIは、CAD/FEモデル内の部品形状を自動で分類・グルーピングし、モデリングの自動化と一貫性確保を実現します。
その他(CAE結果主観予測、
ジョブスケジューリング効率化など)
■ PhysicsAI
Altair HyperWorksに搭載された機能で、幾何学的な深層学習(geometric deep learning)を活用して、メッシュや CAD形状から物理量分布を予測します。従来のCAE分野の機械学習では、ユーザーが設計変数と目的変数のセットを学習データとして準備する必要がありますが、PhysicsAIでは解析結果のコンターやアニメーションを直接学習させることが可能です。これにより、非常に簡単に予測モデルの構築が可能です。また、PhysicsAIによる予測は高速ですので、様々な解析パターンを短時間で検証可能になります。
PhysicsAIの特徴
■ shapeAI
shapeAIは、Altair HyperWorksに実装されたAIベースの形状識別・分類・クラスタリング機能です。CAEモデルの準備工程において、CADやFEモデルから類似部品を自動抽出・グルーピングし、従来手作業で行っていた工程を大幅に効率化します。形状マッチングに基づく解析テンプレートの流用や、モデリング作業の一貫性確保に貢献し、シミュレーション品質と工数削減の両立を実現します。
shapeAIの特徴
shapeAIの活用例
shapeAI及び従来の自動化機能を組み合わせることで、FEモデル作成プロセスを効率化。
■ Design Explorer
Design Explorer は、設計空間の探索と最適化を支援する Altair の AI ツールです。ユーザーが定義した目標や制約条件に基づき、膨大な設計パターンの中から最適解を短時間で導出します。Inspire や HyperWorks 環境と統合されており、直感的な操作とビジュアル解析によって、より革新的な製品開発を支援します。
Design Explorerの特徴
■ romAI
romAI(Reduced-Order Model AI)は、複雑な物理システムの挙動を効率的にシミュレーションするために、AIを活用した低次元モデル(Reduced-Order Models, ROMs)を生成する技術です。従来の高精度モデルに比べて計算コストを大幅に削減しつつ、同等の精度を保つことができるため、開発のスピードアップとコスト削減が期待できます。
romAIの特徴
■ AI Studio
AI Studio(旧RapidMiner Studio)は、ノーコード・ローコードで使えるAI・機械学習プラットフォームで、視覚的なワークフロー設計により、専門知識の有無を問わずデータサイエンスを可能にします。
AI Studioの特徴
近年、人工知能(AI)技術の高度化に伴い、あらゆる産業でその活用分野が拡がっており、製造業においても、生産性の向上を目指すうえで欠かすことのできないツールになって参りました。一方で、エンジニアリング分野においてAIを用いて一体何ができるのか、どこから手を付けたら良いのか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
本セミナーでは、「CAE業務の効率化」をテーマに、Altair HyperWorksで提供されるAI関連製品群や、効率化を進める上で有効な製品を紹介すると共に、実業務を想定したソフトウェア活用方法を紹介して参ります。
エンジニアリング業務におけるAI技術の活用方法、またそれにより何ができて、どの程度の効率化が期待できるのか、等の情報をお探しの方は、是非この機会にご参加ください。
■ セミナー概要 ■
開催日時 |
ビデオ・オンデマンド |
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会場 |
オンライン配信 |
受講料(税込) |
無料 |
プログラム |
1.HyperWorks 製品紹介(30分): ・DesignExplorer ‐AI機能搭載の設計探索ツール ・PhysicsAI ‐新技術GeometricDeepLearningによる3Dコンター予測ツール ・AI Studio ‐高機能データ分析・AIモデル構築ソフトウェア ・SimSolid ‐高速メッシュレス構造解析ソルバー 2.AI技術の業務適用方法(20分): ・CAEエンジニア視点でみた各ソフトウェアの特徴 ・CAE業務におけるAI活用パターン ‐ サロゲートモデル作成 ‐ AIによる解析結果の補間 ‐ 感性評価AI |
見出し
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