Greetings
 ご挨拶

 

お客様各位

このたび筋骨格解析ソフトウェアAnyBodyのユーザ会を開催する運びとなりました。
2020年にコロナウイルスの影響で連続開催が途絶えてから5年ぶりの再開となります。
今年は筋骨格解析の第一人者でAnyBody開発者のJohn Rasmussen教授が来日して基調講演を行うほか、4本のホストスピーチでAnyBodyの最新情報をご提供します。ゲスト・スピーチでは、スマホ動画で筋骨格モデル解析が実施できるフレームの紹介、アシストスーツ市場とAnyBody活用方法、日本機械学会の人気講座「筋骨格講習会」の紹介講演とパネルディスカッションを予定しています。
プログラム終了後には、お客様への日頃の感謝と親睦と交流をはかる懇親会をご用意しています。
皆様のご参加を心よりお待ちしています。

2023年12月吉日

※懇親会は教室会場で開催されるイベントです。教室会場参加の方がご出席いただけます。

株式会社テラバイト
AnyBodyサミット2024事務局






  Agenda
 - プログラム

                 
コード説明:H1 ~ H4、H7 ホスト講演
                         G5、G6、G8  ゲスト講演

9:45
会場受付
10:00 - 10:20
開会のごあいさつ 
  株式会社テラバイト 代表取締役 小森禎
10:20 - 10:50
H1 AnyBodyのご紹介(製品概要、適用分野、ユーザケース)
  株式会社テラバイト 営業部 部長 長谷川実
10:50 - 11:30

H2 AnyBodyユーザ利便性に向けた取り組み
   株式会社テラバイト 技術二部 部長 菊池俊彦

11:30 - 13:00
Break - ブレイク
13:00 - 14:00
H3 基調講演 外骨格デバイス設計と筋骨格シミュレーション
  オールボー大学 教授 ジョン・ラスムセン
14:00 - 14:30
H4 テラバイトが提案するAnyBodyの活用方法
  株式会社テラバイト 筋骨格技術課 係長 理学療法士 徳永由太
14:30 - 14:40

Break - ブレイク

14:40 - 15:10
15:10 - 15:40
G6 アシストスーツ「アルケリス」の取組
  アルケリス株式会社 開発部 リーダー 天沼健太郎 様
15:40 - 16:00
Break - ブレイク
16:00 - 16:30
H7 AMS8.0 新機能・新モデルとAnyBody開発計画
  AnyBodyテクノロジー 技術部長 マイケル・ダムスガード
16:30 - 17:30
17:30 - 19:30
 懇親会


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Presentations
   - 講演内容紹介

ジョンラスムセン
Prof. John Rasmussen
オールボー大学 教授

H3. 基調講演 外骨格デバイス設計と筋骨格シミュレーション

今から20年ほど前に登場した筋骨格シミュレーションは、生体内の力や運動などの物理現象を理解する画期的な技術で、近年は多くの目的に用いられています。中でも外骨格デバイスへの適用はサクセスケースの一つで、オールボー大学ではPhDコースを開設しています。本講演では、AnyBodyを用いて外骨格デバイスを開発する際のヒントを示します。 

講演者のプロフィール

中島求 様
Prof. Motomu Nakashima
東京工業大学 教授

G8. 特別講演 日本機械学会「筋骨格モデルによるバイオメカニクス解析入門」紹介講演、ならびにパネルディスカッション

(一社)日本機械学会では2018年から筋骨格シミュレーション技術の啓蒙と普及を目的とした講習会「筋骨格モデルによるバイオメカニクス解析入門」を開催し、累計198名の受講者を輩出しています。本講演では「筋骨格モデルによるバイオメカニクス解析入門」の企画、内容を解説し、講師陣によるパネルディスカッションを通じて講習会の魅力に迫ります。 

講演者のプロフィール

石井壮郎 様
Dr. Takeo Ishii
松戸整形外科病院 医師 

G5. モーション・シンセサイザー 
  ~複数のニーズを同時に満たす動作を作成する~

演者は過去にmo-capで得られた動作データを機械学習することで、「複数のニーズを同時に満たす動作」を視覚的に作成するアルゴリズムを開発した。これをモーション・シンセサイザーと呼ぶ。最近は人工知能を用いることで、スマホの動画から手軽に筋骨格モデルの解析ができるようになった。これらの技術を組み合わせることで、新しいクラウドサービスを開発したく、その展望を述べる。

講演者のプロフィール

天沼健太郎 様
Mr. Kentaro Amanuma
アルケリス株式会社 開発部 リーダー

G6. アシストスーツ「アルケリス」の取組

アルケリスの現在までの状況を中心に、AnyBody解析結果の活用例やアシストスーツ市場についても簡単にお話しできればと思います。

アルケリス株式会社
アシストスーツ協会

マイケルダムスガード
Michael Damsgaard
AnyBodyテクノロジー 技術部長
H7. AMS8.0 新機能・新モデルとAnyBody開発計画

AMS8.0リリースにあたって、AMS 8.0の詳細とモデルに関する最新情報をお届けします。これはリリース・ウェブキャストの短縮版です。また、新しいAnyBody GUIの開発状況をご覧いただきます。 

講演者のプロフィール

長谷川実
Minoru Hasegawa
株式会社テラバイト 営業部 部長
H1. AnyBodyのご紹介(製品概要、適用分野、ユーザケース)

本発表では、AnyBodyに親しみの薄い参加者の方にAnyBodyの概要説明と適用分野をご紹介し、AnyBodyを用いて開発された多くの工業製品をダイジェストでご紹介して、筋骨格シミュレーションが持つポテンシャルを概観していただきます。 

菊池俊彦
Toshihiko Kikuchi
株式会社テラバイト 技術二部 部長
H2. AnyBodyユーザ利便性に向けた取り組み

私たちテラバイトサポートチームは、今日まで長年のAnyBody筋骨格解析サポート経験を踏まえ各種便利ツールを構築し、ユーザ様に提供してまいりました。 その目的は、AnyBody解析スクリプトの入力作業、および結果解釈プロセスが、ユーザ様の真の解析課題への集中の妨げとならないことを目指し、なおかつ、AnyBodyの優れた筋骨格解析機能を十二分に活用頂けることにあります。今回の発表では、これまでとこれからの、ユーザ利便性に向けた取り組みにおける便利ツールのラインナップを紹介致します。

ラインナップ例;
 ・ABKIT:理学療法士向け身体運動学の指南ツール
 ・ABSAP:筋骨格解析から、FEMを使った骨強度解析へのシームレスなプラットフォーム
 ・SEAT2ANY:詳細なシート設計のための、用途別ツールオプション群

徳永由太
Yuta Tokunaga
株式会社テラバイト 筋骨格技術課 係長 理学療法士
H4. テラバイトが提案するAnyBodyの活用方法

AnyBodyはプログラミングベースのソフトウェアで、自由度が高く、ユーザーのニーズに柔軟に対応することできます。この高い自由度を生かしてAnyBodyの適用範囲を拡張し、社会実装にむけた研究・開発に取り組んでいます。本発表では、過去数年間の研究・開発で得た知見と、それに基づくAnyBodyの活用方法をお話ししたいと思います。 





The Venue

会場

本イベントはハイブリッド開催です。集合会場とオンライン会場が選択できます。

□ 集合教室会場:新橋ビジネスフォーラム  
        東京都港区新橋1丁目18-21 第一日比谷ビル8階
□ オンライン会場:GoToWebinar ウェビナー会議室

 参加方法は登録ページに詳しく説明しています。  

〈ご注意〉
■ イベント登録者全員(出席/欠席、教室/オンライン参加を問わず)に収録ビデオ視聴リンクが発行されます。
■ 発表資料の当日頒布はありません。
  頒布可能な資料は後日ダウンロードサイトをご案内します。
■ 同業者の方もご参加いただけます。登録時に申告してください。
■ 本イベントの公用語は日本語です。海外からもご参加いただけます。




AnyBody
について(正式名 AnyBody Modeling System):
 https://www.terrabyte.co.jp/AnyBody/anybody_1.htm/


デンマーク・オールボー大学で開発され、世界中で利用される筋骨格バイオメカニクス解析ソフトウェア。日常生活動作やスポーツ・リハビリ動作などが人体に与える負荷(筋活動量、筋張力、関節反力、代謝量など)を算出します。アシスト装具などの工業製品や労務作業環境を同時にモデル化して人体への影響を評価することができます。人体詳細モデルと動作ライブラリが提供され、解析モデルや計算条件、出力データが自在にカスタマイズできる自由度の高い筋骨格解析ソフトです。