臨床歩行分析研究会の主催で実績のある動作分析実習セミナーの流れを汲んだセミナーです。従来の動作分析実習では床反力・関節モーメントを使って動作を分析しましたが、本セミナーでは筋骨格モデル解析ソフトAnyBodyで計算された筋張力・筋パワーを用いて動作を分析します。動作データはあらかじめ計測され、AnyBodyによって計算された筋張力・筋パワー、関節角度、重心、床反力などがビューアーに表示されたところから作業を開始します。AnyBodyの操作説明セミナーではないため、計算原理や操作の習得は目的とせず、日常動作の分析に重点を置いた内容となっています。参加者は複数の班に分かれ、班内でディスカッションしながら分析内容をまとめて最終日にプレゼン発表を行います。分析内容は現地講師とオンライン講師が随時サポートします。
　参加者はWindows PCを持参して戴きます。参加者にはAnyBodyライセンスが提供され、各自のPCにインストールして実習で使用します。AnyBodyのインストールと操作は専門サポーターが同席しサポートします。なお、今回は新しいシリーズの試行のため参加者を学生・院生・引率の指導教員に限定させていただきます。